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いす張技能士
 
当店の職人
 

国家免許・資格のいす張り技能士試験に合格した者を言います。いす張り技能士検定には1級技能士と2級技能士資格があり、受検資格は一定の実務年数のある方しか試験をうけれません。
また試験は実技試験と学科試験を受験します。

実技試験は・・・
昔の製法で5時間(標準)〜5時間30分(試験打ち切り)までに手作業で椅子の座面にあたる部分を1級は円筒型、2級は四角型を提示された張り方・形・寸法に仕上げて合否が決まります。


学科試験は・・・
真偽法と多支択一法の50問中65%以上(33問)正解で合否が決まります。

技能検定受験資格の緩和化・・・
平成17年度の全日本椅子張同業組合総会にて、いす張り技能士の試験を受ける為の実務経験年数が2級が2年に1級を受験するには2級を合格してから実務経験年数が3年後に受験出来るようになりました。

実技試験開始前
材料等は用意された物を使いますが道具などは受験者が日頃 仕事に使う道具を使います。   
道具は実技試験問題に記載されている物だけが許可されています

2級では四角の枠を使い張り作業をしていきます。 昔はマグネットハンマー(いす屋金槌)を使い平鋲を口に含みハンマーの頭の磁石になっている部分に鋲を付けて素早く手打ち作業する方法が行われていました

手縫い作業
普段仕事で縫製する場合は工業用ミシンを使いますので手縫いするような場合はあまり無いのですがミシンを使わない場合のマチの合わせ縫いのときは手縫い作業を普段でも行います

1級は円筒型に仕上げます。  最初に円型の枠から作り初めていきます。とうぜん2級よりも高度な手作業の部分が、殆どになり 作業工程も多くなります。また丸型は寸法を規定通り均等に仕上げることが大変難しくなります。

完成して作業場を離れると後は受験者は完成品に手を触れることが出来なくなります。
持ち場を離れる時はトイレ休憩しか認められていません。また受験者と険定委員以外には作業場に立ち入ることは禁止されています。

大阪での実技試験会場はいす張り事業所で大阪府職業能力開発協会が選定した険定委員立会いの下で行われます。 険定委員は既に1級技能士資格を持って要る方たちで構成されています。当店の先代の社長も険定委員を過去に務めた経歴があります。
また私も平成17年度後期の2級いす張り技能士の試験にチャレンジするために今回平成15年度の試験に見学に行かせて頂きこのレポート を作成致しました。
試験は2年に1回しか行われないのでいす張り技能士にチャレンジする若い職人を育てていくことが急務だと実感しました。
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